第48回RSPinお台場*龍角散「らくらく服薬ゼリーシリーズ」 [第48回RSPレポート]
第48回リアルサンプリングプロモーションinお台場
企業プレゼンのトップバッターは ゴホンといえば・・・の
龍角散さんでした。
なんと社長さんみずから登壇されてのプレゼン。
プレゼンしていただいた商品は「らくらく服薬ゼリー」シリーズ。
そういえば、「おくすり飲めたね♪」というCMを見たことがあるなぁ~
あの商品の大人版だそうです。
そもそもこの「服薬ゼリー」が生まれるきっかけとなったのは、
介護現場の声からだったとか。
介護を必要とされる方は、お薬を上手に飲めないことが多い。
お薬だけ単独で飲んでもらおうとすると、むせてしまったり、
一部が気道に入ってしまって誤嚥性肺炎を起こしてしまうことも。
でも身体のためにお薬を飲ませないわけにはいかない。
そのため、こうしてごはんにお薬を混ぜて食べてもらうこともある。
けれどこうすると当然見た目も味も悪くなる→食欲が落ちる→
全部食べてもらえない。つまり食事も薬もきちんととれない。
この現状をどうにかできないかということで考えられたのが、
お薬をゼリーで包んで飲みやすくするという方法だったそうです。
錠剤や粉薬をこのゼリーに混ぜて飲むことで、食事と服薬が別のものとなり
食欲が増進したといううれしい報告もあるそうです。
でも、薬をゼリーで飲んでいいの?水のほうが楽に飲めそうだけど?
ここで被験者が「錠剤のみ」「水と服用」「ゼリーで服用」した際の嚥下の様子が
動画で紹介されました。
動画だったのでうまく瞬間が撮影できなかったのですけど・・・
被験者の男性が飲んだ薬が、喉から食道へと通過していきます。
薬だけで飲むと、喉に薬がひっかかってなかなか奥へすすみません。
水と一緒に飲んでも、薬が水に置いていかれている様子がはっきりわかりました。
ゼリーは一瞬で薬ごと食道の奥へと流れていきました!へぇ~!!
ちなみにこのゼリーの成分は、特許をとっていて
体の中で水にかわるそうです。カロリーもほとんどなく安心ですね(^^)
そしてさらにすごいなーと思ったのが、漢方薬シリーズもあること。
ゼリーは飲みやすい柑橘系の味で、好評だったのですが
「漢方薬と混ぜるとかえって変な味になる」という声があがったそうです。
たしかに、漢方薬って混ぜるものによっては相当まずくなりそう・・・^^;
そこで研究を重ねて、漢方薬と混ぜても美味しく飲める味を発売したそうです。
「おくすり飲めたね」シリーズもあるように、そもそもは錠剤やカプセルを飲めない
幼児むけの製品として売り出したそうなのですが、
実は薬をたくさん飲むのは40~70代だそうで。
たしかに、持病で長期的に薬を飲む人は高齢者が多いですよね。
そういう方たちの中には、漢方薬を飲む人も多いので
苦い薬も飲みやすくしてあげたい、という 龍角散さんの思いが
形になった商品とのことでした。
さきほどの動画の最後に、実験を終えた被験者の若い男性の姿が
もう一度映りました。
社長さん「実はこれ、○十年前の私なんです」(^^)
その瞬間、会場からどよめきがあがりました。
なんと、あの頭蓋骨はしゃちょーさんのでしたかっ!(笑)
社長がみずからプレゼンしたり、被験者になってたり、
龍角散って会社は きっと風通しのいい社風なんだろうな~(^^)
大学生の娘に 就職先としてプッシュしとこうかしら(笑)
なんて思わず考えちゃうほど、なごやかでわかりやすい
プレゼンを聞かせていただきました。
拍手もこの日一番大きかったんじゃないかな?
こちらの商品は、ブース会場で試飲もさせていただきました。
こんなにいろんな味があるんですね~。
レモン味、おいしかったです(^^)
実は私の父も 生前たくさんの薬を服用していました。
誤嚥性肺炎になってしまったこともあります。
介護現場の声をすくい上げてくださる龍角散さんの
真摯な姿勢に、心あたたまる思いがしました。
さらに詳しい説明は龍角散さんのホームページで→「らくらく服薬ゼリー」
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